山内漢方薬局 無料漢方相談 山口県防府市

山内漢方薬局(やまうち  かんぽうやっきょく)

YAMAUCHI  KAMPO  PHARMACY

薬局の所在地 山口(やまぐち)防府(ほうふ )市 ()国衙(こくが) 4-3-43
☎ 0835-25-1688

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 漢方相談が中心の薬局です。

中西(ちゅうせい)結合(漢方+西洋医学)での病気の快復にお役に立てるかと思います。

なので、体調等、何か気になることがあれば、お気軽にお尋ね下さい

最近(2017.6.1)より山内(やまうち)薬局から山内漢方薬局へ移動しました。

その流れで、昔のお客様が多数なので、
最近だいぶ増えてはきましたが、
もっと「私のお客様」がほしいなぁと思っているところです。

薬局の起源は祖父の代からとなりますので、
歴史は結構長い方だと思います。 

以前は、ネットの活用がなされてなかったので、
今後は、是非活用していきたいと思っています。

このページも出来てまだまだ日が浅いので、
こんな症状で困っている…という事などあれば、
是非、コメントしていって下さい。
(外国語の場合は読むのに少々時間がかかります)
多少時間はかかるかもしれませんが、
お返事することができると思います。

知らないもの同士の方が、
客観的にご相談にのれるという面もあるかもしれません。

ネットだけだと心配な方は、お電話でも結構です。
他のお客様が来られて、
一旦話が中断せざるを得なくなることがあり得ますが、
キーボードで入力するよりは、
話した方がふつう早いと思います。(もう少し下に音声読み上げ機能があります)

営業時間  9:30~19:30
休日は、日曜日・祝日、あと大晦日(おおみそか)・お正月・お盆の8月15日です 

             このページのQRコード↘ 

ホームページアドレス  http://thegodwepraise.com/
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系列店に山内薬局 もあります。同様に漢方相談をやっております。
〒747-0034
山口県防府市天神2-5-5 天神商店街のところです。
電話番号は0835-22-0764です。
防府駅から徒歩15分 駐車場あり。とめられなかったら、薬局の前にとめても特に問題ありません。少し離れているけれど商店街の駐車場もあります。
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(友人にいろいろ聞いて、苦労して)ここから下の「本文」の 音声データつくってみました。読むのが大変という事が十分に考えられますので…。だいぶ聞きやすくなったとおもいます。13分12秒ごろからが話の中心かと思います。

皆さんは漢方と聞くと、
どういったイメージをお持ちでしょうか?

ときどき、「なんでも治る」といったような
ありがたい(!?)お言葉をいただくことがありますが、
さすがになんでもという訳にはいきません。

しかし、結論から言えば

「漢方には対処法が何かしらある」

とは言えると思います。

西洋医学は200年ほどの歴史ですが、
漢方の歴史は 具体的な書物が書かれた時期から数えて2000年ほどあります。

何時が発祥かは、なかなかに難しい問題ですが、
ペニシリンが発見されたのは100年くらい前のことです。

ときどき、漢方は科学的ではないから信用できない
といったご意見がありますが、
歴史は10倍程度あることになります。

ベルヌーイの大数(たいすう)の法則によると、
物事を部分的に見たときには発生する事象が偏ってるように見えても、
俯瞰的(ふかんてき)というかマクロ的にみると、
試行結果は各事象の起きる本来の確率に
限りなく近づいていきます。

ところで、漢方の知識はあるけれど、
いわゆる西洋医学の知識は今一つといった薬剤師もいるかとは思いますが、
普通は逆で、西洋医学は詳しいけれど、
漢方はサッパリ分からん
といった方(薬剤師に限りませんが)が大多数です。

私も大学教育の流れから、
漢方に本腰を入れて勉強を始める前は
六君子湯(りっくんしとう)は胃に良い」といったレベルでした。

さすがに今は、脾気虚(ひききょ)を治療する四君子湯(しくんしとう)ベースに、
痰湿(たんしつ)をさばく陳皮(ちんぴ)半夏(はんげ)を加えたもので、
足して六君子湯(りっくんしとう)…位の事はごく簡単な事になりました。

ちなみに、六君子湯(りっくんしとう)は本来6種類の生薬で構成されていたので、
六 君 子  (りっくんし)湯(ロククシンと書いてリックンシ)と、言います。

しかし、現在は8種類の生薬で構成されています。

でも、加えられているのは大棗(たいそう)(ナツメ)、生姜(しょうきょう)(ショウガ)なので
大勢に影響はないと思うところです。

より胃腸に「優しめ」になって良いかと思います。

そういうわけで、六君子湯(りっくんしとう)は当然、乾かす作用を併せ持つので、
乾燥傾向の強い人には使えません。

無差別に使用している例をしばしば見かけますが、
なんで使うのか理解に苦しんでしまいます。

血圧の低い人に降圧剤を
「なぜ」
使わないかなんて言われても困ります。

だって、水分の停滞があるから
乾かしてバランスを元通りにしようとしているのですから、
知っていて渇いている方に使うのは
なにを意図したものなんでしょう?

勉強が足りてないのに使用する方が大半なのは、
幸いと言っていいのかどうか…。

意図的にやっているよりはいいのかもしれません。

でも、たま~に、ちゃんと知っていて使うこともあります。

吐き気が強くて、乾かす性質があるのだけれど、
ど~しても半夏(はんげ)が使いたいというような場合です。

そういった時は、(けつ)(すい)を補う補陰薬(ほいんやく)を一緒に使って「中和」したりします。

高等テクニックというか…非常手段というか、
表現がよくないかもしれませんが、
必要である事はさせていただきます

ところで、何事にも最初はあるものです。

先程書いたように、
自分だって「六君子湯(りっくんしとう)は胃に良い」といったレベルの時期があったのですから…。

専門家ならその分野の事は完全に網羅(もうら)していなければならないというのは、
社会的な要請だと思います。

それは患者さんには関係ないことです。

しかし、なかなか「完全な人間」というものは存在しないものです。

極端に勉強していない以外の人で、
「自分は何でも知っている」
と発言する人間を私は見たことがありません。

1つの薬を開発する事に生涯をかける人もいるのにそんなことはあり得ません。

知らないことは知らない事に他ならないのです。

知らないことはその都度調べて、そしてしっかりと学ぶべきです。

イソップ童話のように「あのブドウは酸っぱい」とか言っても、
問題解決には至りません。
(キツネ 踏み台持ってきた方がいいと思う…)

でも、病気などについて常識的な知識はちゃんともっていると思います。

関係ない宅建の資格とかも持っていたりします。

なんにしても、漢方だろうが、西洋医学だろうが、
どちらかの信奉者になる気は全くありません。

それが何か患者さんに関係あるのでしょうか?

治ることが重要なので、
なるべく良い選択肢が沢山欲しいと思うところです。

何としても改善するんだという熱意のある方には、
こちらも熱意で返したいと思っております。

話を戻して、「漢方には対処法が何かしらある」というのは何故かというと、
漢方は体質改善といわれる整体観(せいたいかん)を基本則として治療を行っているからです。

整体観(せいたいかん)とはよく体のバランスをとると表現されますが、
それでは抽象的過ぎて
よく分からないと思うので、
例をあげてご説明しようと思います。

「例えば、頭痛の場合。」

湿(しつ)(水の停滞)による頭痛のタイプの方だと、
湿(しつ)を除去する方剤で、頭痛を改善することができますが、
これだと、ずっと薬を飲み続けなくてはならないという事になります。

これで、一応改善が期待できるのですが、
現実に効果が無いという事も当然起こりえます。

西洋薬も含めて、全ての人に有効率100%という薬は無いからです。

個々人には差があります。

そういった時にどうするかと言えば、
いろいろとテクニックを駆使します。

例えば、薬効が上部に十分引き上げられていない疑いをもてば、
引き上げる性質をもつ薬を加えたり、
湿(しつ)が問題の中心であっても
長期に及ぶ病気には瘀血(おけつ)(血の濁り)が必発するので
それが薬が効果を発揮できない要因であることを疑って
瘀血(おけつ)を取る活血剤を加えたり、
それでも駄目なら活血剤(かっけつざい)の上位クラスである
破血剤(はけつざい)」を載せたりすることも考えられます。

また、前額部(ぜんがくぶ)(オデコですね)の頭痛が中心であれば
白芷(びゃくし)(生薬です)を取り寄せて
別に飲んでもらうこともできます。

試行錯誤する機会を沢山与えてもらえるほど、
改善する可能性が上がっていくのは確かです。

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ちょっと話がずれますが、
良くなる方というのは良くなるべくして良くなっていくものだなぁ
と私はつくづく思います。

その方の持つ粘り強さや真剣さが
ご自身を救済しているのだろうと思います。

ゆえ、自分が良くしてやったなんて考えは
傲慢というものです。
事に依ると、
その人が良くなる必然によって
私が出会わされているだけなのかもしれません。

話を戻しますと、ここでなぜ湿(しつ)がたまるのか
といった状況をよくよくみると、
その人は()(エネルギーと思ってもらえればいいかと)が少なくて、
水を押す力が足りないので、
水が溜まっていくのだという事が
推測できたとします。

ならば、湿(しつ)をさばく力と気を補う力を
併せ持った方剤(健脾散(けんぴさん)とか)に切り替えます。

さらに、水の捌きが十分行われれば、、
純粋に気虚のみを改善するものに切り替えていくことができます。

このように理由をたどって
調整をくわえ、
病気を良くしていくことができます。

生まれつき胃腸(漢方で()と捉えます)が弱かったりして、
完全に胃腸が普通の人と同じにならなかったとしても、
比較的少量の漢方薬で
根底部分の脾を維持することができるかと思います。

例えば(有名な)朝鮮人参を朝に飲むだけといった形です。

ここまでくれば、健康的にも、経済的にも、手間的にも、
負担はずいぶん楽になります。

なにかが起きるときには必ず理由があるので、
それを改善すればいいのです。

極端な話になりますが、すごい時間と労力とお金をかければ、
いきなり脾気虚(ひききょ)の薬のみで良くすることもできなくはないです

でも、これだと症状が良くなるまでかなりの時間を要するので、
ご本人さんがツライのではないかと思います

なので、あまりお勧めではありません。

でも、脾気(ひき)積立自体は、全くの無駄にはなりません。

具体的にどうしたら良いのかという事は
専門知識をだいぶ勉強しなくてはならないので、
どういった方向にしたいとか、優先順位をどうしたいのか、
といったご要望を是非おっしゃってください。

それを、具現化していくのが私たちのお仕事になるかと思います。

ここで、「情報の非対称性(ひたいしょうせい)という言葉があります。

買い手の方が売り手より
その商品の情報を少ししか持っていない事によって、
商品に関する情報を「売り手からの説明に頼るしかない」ので、
買い手は商品を購入するまで
内容を完全には知ることができません。

これが、経済学でいう「情報の非対称性(ひたいしょうせい)です。

医療分野には専門知識という壁が

有る上に「漢方」となると詳細な知識をもっている人間は
いよいよ限られるので、
なかなか納得のいく方法に巡り合う機会が訪れないと
いう事はよくあると思います。

十分にわかりやすく、

十分時間をかけた説明があれば、

十分「情報の非対称性(ひたいしょうせい)」が軽減できるんじゃないかなあと、

思うところです。

なので、色々と聞いてください。

そういえば、しばしば、漢方は高いという御意見をいただきますが、
漢方が高いというより
毎日薬を飲んだらひと月当たりの金額はそれなりのものになる
という事ではないかと思います。

なにかの薬の値段かける30(日)ということです。

なるべくご負担が少ないようにしていきます。

ただ、単純に値引きをするということではなく、同程度の効果を期待できるもので、
なるべく安価で無駄のない方法を考えるということです。

こういったことも専門知識の活用というのかもしれません。

(にほんブログ村にも記事を書いています、よかったら読んでみて下さい。)

http://sick.blogmura.com/medicalscience/ranking.html

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まずは、

漢方相談でどんな質問をするのか

を書き込んでおこうかと思います。

そのまえに、当然のことですが、
ご相談によって知り得たお客様の情報は一切公表しない事、
個人情報の転用転載もしない事をお約束させていただきます。

というか、そもそも薬剤師には法的に守秘義務があります。

ところで、治療するためとはいえ、
沢山の質問をされると、なんで
こんなに根掘り葉掘り聞きだそうとするのだろうと
思う方もいるでしょう。

そう思うのは当然です。
まぁ…、嫌ですよね。

人間、自分の弱いところを
ペラペラ喋りたいとは思わないものです。

そこで、なんでそんなことを聞くのかという注釈を少々加えて、
説明していきたいと思います。
では、では…、

§漢方相談で聞かれること

内容とその漢方的意味合い(主なものを抜粋)

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「基本情報」

〇現在、最も悩んでいる症状

いわゆる主訴(しゅそ)です。
発病の時期や状況、医師の診断名、治療中の方は
病気の経過と今までに行った治療について教えてください。

当然、必須の情報です。

〇現在、服用中の薬・健康食品

薬・健康食品などの名前になります。
例えば、血流を良くする薬などを飲んでいらっしゃると、
同じく血流を良くする活血剤(かっけつざい)といわれる生薬の
量を減らすなどの対処をすべきだからです。

また、単に活血(かっけつ)するのではなく
田七人参(でんしちにんじん)の様に活血(かっけつ)・止血の両方の効果を持つものを
使おうといった判断につながることもあります。

薬は薬剤師の専門分野なので、
薬の情報は非常に大きな手掛かりとなります。

お困りの症状それ自体が
現在飲まれている薬の副作用だという場合も
たまにあったりしますので…。

〇これまでにかかった主な病気

必須ですね。

そういったリスクに配慮して薬を選ばないと…。

〇ご家族など、遺伝的に近い人の体質

特別な体質、特別なアレルギーがあれば、
それに該当しないようにしないと…
アレルギー等がおこるとマズイので。

〇お名前

ご来店の場合には必須ではありませんが、
お顔がわからない電話相談や家族ぐるみのご相談などは、
間違い防止のため、お聞き致します。

キッチリ、ある程度の時間をかけて
治療したいと思われる方は、
人間関係が円滑になるので
教えていただけると大変嬉しいです。

〇性別

やはり、来店の場合必須ではありません。

〇年齢

できるだけ、おしえて下さい。

お薬の選択に、影響があります。

〇身長・体重

やはり、ご来店の場合必須ではありませんが、
ダイエットのご相談や、心不全の既往などがある方は、

是非教えてください。
大体で結構です
ちなみに、毎日およそ1.0kgほど体重が増える方は、
当店ではなく、先に心臓の専門医がいる病院に行かれてください。

かなり心不全が疑われます。

〇体温

いわゆる平熱でない方は必ず申し出てください。

また、体温計では平熱だけれども自分では熱くて(若しくは寒くて)
たまらないという方も是非お願いします。

これでどうして平熱?という方です。

他のパターンも考えられますが、
よくある陰虚(いんきょ)もしくは陽虚(ようきょ)の方ではないかと思われます。

〇血圧

普通、高血圧(降圧剤服用している:薬名)、
低血圧、最高血圧〇mmHg/最低血圧〇mmHgといったことです。
特に、補気剤(ほきざい)の量に影響します。

高めの方は、少なめから、
低めの方は多めからといった方向になります。

しかしながら、血圧が高いからといって、
補気剤(ほきざい)が全く使えないというわけではなく
例えば、人参の代用品である党参(とうじん)補気(ほき)しながら、
血圧を下げることができます。

〇職業

可能な範囲でお答えください。

例えば、立ち仕事、営業で外回り、長時間パソコンを
使ってのお仕事、主婦などなど。
できれば、正確に。

こんな例があります。

湿(しつ)(ねつ)がなぜかドンドン溜まっていく方が、
あるとき、「私の仕事はトンカツ屋」と一言。
………。

毎日、熱い油の前で
ずっとトンカツを揚げているという生活習慣はこの場合、
とても重要なファクター。

漢方でいう湿(しつ)(ねつ)(じゃ)が外からドンドンやってくる環境です。

ゆえ、解表や祛風湿(しつ)(ねつ)などの方剤の投入を行って、
外から入ってくる湿(しつ)(ねつ)に対抗します。
こんな風に、治療の鍵になりることがあります。
色んなお仕事がありますが、
いつぞやCMにあった
「世界は誰かの仕事でできている」
というのは、正しい、と 私は思います。

〇郵便番号・住所

必要時。

〇電話番号

ちゃんと連絡のつく電話番号をお願いします。

ごくごく、稀ですが、
製薬会社さんが不良品を流通させたといった類の報告があれば、
ご連絡させていただきます。
危ないので…。

他は、ご希望がない限り連絡しません。

〇電話相談を希望される方は、ご都合の良い日時をご記入ください。

相談受付時間:月~土曜日 9時~16時
どうしても、無理であれば他の時間も対応します。

真夜中とかは駄目かもしれません。

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「舌」

舌質(ぜっしつ)(舌本体)

漢方において、と~っても大事なことです。

舌質(ぜっしつ)大きさ、形などについてです。

舌の周りに歯形が付いていることもあります。

これは、歯痕(しこん)とよばれ、
舌の浮腫(むく)みが強いせいで、
舌が歯に押し付けられて起きているものです。

歯痕(しこん)気虚(ききょ)の典型的舌象で、
歯のあとがつくということは、
舌がかなり柔らかい事を意味しています。

気が充実していれば、
舌はしっかりしていますので、
歯のあとはつきません。

しかも、少しの時間当たったくらいでは、歯のあとはつきませんので、
比較的長期間やわらかい舌が歯に当たっていたと思われます。

つまり、体調不良が続いていることになります。
歯痕(しこん)は、胃腸機能が弱っているときによくみられます。

きっと、疲れもたまっているでしょう。

うつ病などの精神面も気になるところです。

漢方では思い煩えば脾を痛めると言われます。

逆もまた真なりで、()を改善すれば、精神面も改善されてきます。

食事が美味しく食べられるという心理的側面もあるでしょうが、
()の気を補っているので、気力もわいてくるのだろうなとも思います。

舌の色も重要情報なのですが、
色合いを言葉で評価するのは、
専門知識がないと細かくは難しいと思います。
なので、ご来局の方は是非見せてください。

勿論、大きさや形もチェックします。

女性の方で恥ずかしがられる方がいらっしゃいますが
ここはホントに重要なのでなんとかお願いします。

〇舌に苔が有るか無いか

ある場合は苔の色。白い、黄色い、黒いなど。
大まかに述べますと、
苔の量が多い方は湿とよばれる水分停滞傾向があります。

無い方はその逆で、乾燥傾向となります。

しばしば、苔の掃除をする習慣のある方がいらっしゃいますが、
できたらそのままの「正しい状態」でお越しください。

ちなみに、つい掃除してしまったら、
必ず、そのときの状態をご申し出ください。

〇舌の裏の静脈の状態

ハッキリ見える、うっすら見える、全く見えない。

瘀血(おけつ)の指標になります。

血の濁り度合いですね。

濁っていると循環がよくないので、
静脈が怒張(どちょう)してきます。

どこかのドラマではありませんが、
「すべての事象には必ず理由がある」のです。

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「食生活について」

〇1日の食事の回数

1日に何回食事をとられるかということです。

特に脾気虚(ひききょ)の重要な情報源です。

〇食欲

ある、ない、あるがあまり食べられない、
少し食べるとすぐに満腹になるといったことです。

例えば、胃陰虚(いいんきょ)だとお腹がすくけど食べたくない
といった特徴的な症状がよくあります。

〇食事は美味しいか

全般的な感じ方で、調理者、材料の問題は問いません。

(調理者と紛争をおこさないようご注意下さい)

〇アレルギーなどを起こす薬や食物

薬・食物の名前などです。

これに関わるものは使用しないようにします。

昔、漢方処方の大半に入っている甘草(かんぞう)
アレルギーがあるといった方がいて、
使える方剤の範囲が随分と限られまして、
頭を抱えたことがあったりします。

蕎麦アレルギーの方には蕎麦が駄目なように、
避けれるものは避けなければいけません。

〇アルコール量

何を1日に何ml位飲むかですね。(飲むのであれば)
言わずと知れた肝機能に
大きな関わりがあります。

食欲、ストレスにも関係しますね。

〇タバコ

1日に約何本(吸うのであれば)
タバコは最近、敬遠されがちですが、
偏見に負けず、正直にお伝えください。

健康に良くないですが、吸う楽しみがあります。

しかし、その分の不利益があることは真実です。

勿論、肺系統に関わりがあります。

清肺(せいはい)などの方剤で緩和を試みることができます。

〇好き嫌い

飲食物の事です。

偏りが大きいと体質に影響が及びます。

例えば、甘いものは胃腸系(())への影響が大きいです。

〇水分摂取量

口渇などへの影響が考えられます。

口が乾くけれど、実際に飲むのか、飲まないのかといったことは、
粘膜乾燥なのか、実質的水分不足なのか
という問題に対して、
答を投げかけてくれることになります。

他にも、風邪などの発熱性の疾患で
これは白虎湯(びゃっことう)でしょ、
という決め手になったりもします。

〇冷たいものと温かいものの好み

冷え体質、熱体質の指標として参考になります。
熱体質の人は冷たいものを好む傾向にありますが、
冷え体質でも「コタツでアイス」といった
大のアイスクリーム好きの方もいらっしゃいますので、
舌や他の症状と合わせて考えないと、
違う方向に導かれてしまいます。

冷たいもの好きの人には、
目的とする効能が同じ漢方が沢山あっても
基本、冷やす方剤の中からチョイスすることになります。

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「体質」

〇体力

健康、気力がない、普通、やや弱い、やる気がない、
風邪をひきやすい、声に力がない、
疲れやすい、手足がだるい、身体が重だるい、
貧血気味などについてです。

気虚(ききょ)の重要情報。

でも、「貧血気味」は血虚(けっきょ)かな。

ちなみに、貧血=血虚(けっきょ)ではありません。

けつ(血)という体を栄養している安定物質とでもいうか、
単に血液のことだけを指しているものではありません。

余談ですが、不眠の方はほぼ血虚(けっきょ)ですね。

なぜなら、血虚(けっきょ)だとエネルギーである気に対して
物質である血が相対的に少なくなるので、
見かけ上の興奮が起こりやすくなるからです。

勿論、こういった証の方の治療は興奮を抑えることではなく、
安定を強化する補血(ほけつ)となります。

〇体格

(本人来局時には不必要)
がっちり、肥満型、ポッチャリ型、普通、痩せ型
などについての質問です。

主に胃腸機能(())に対しての
重要な情報源になります。

ちなみに、日本漢方では、
この体格を中心に
(じつ)(きょ)を決める傾向にありますが、
現代中医学ではそうではありません。

体にとって不必要なものが沢山ある状態が(じつ)
必要なものが足りない状態が(きょ)と言います。

例えば、健脾散(けんぴ)を使うような
脾虚生痰(ひきょせいたん)脾虚生湿(ひきょせいしつ)ということも)の状態。
脾の機能が落ちると水分代謝機能も落ちるので、
それによって痰湿(たんしつ)が溜まっていきます。

()の機能が落ちているのが(きょ)
痰湿(たんしつ)溜まっているのが(じつ)となります。

この場合、水をさばく薬だけでもよくはなりますが、
根源である脾虚(ひきょ)を治療しないと完治は望めません。

だから、両者を組み合わせます。

しばしば、こういった両者の性質を併せ持った方剤がなくて
2種類を飲んでいただく事がありますが、
別にいっぱい売りつけようとしているのではなく
そうしないと良くならないと思うからです。

〇頭痛・肩こり

頭が重い、頭痛がする、
首筋がこる、肩がこる、背中が痛む等についてです。

頭痛等の痛みは漢方で色々な状態を知るうえで重要です。

基本的に漢方では痛みを、
通じざれば即ち痛む(不通則痛(ふつうそくつう))と捉えています。
不栄則痛(ふえいそくつう)というのもあります)

しばしば、痛むのは気のせいだとか年のせい、
はたまた精神的要因だとか言われますが、
それは科学ではないと思います。

事象には必ず理由があるのです。

もっと、突き詰めていけば、
確かにそこが「詰まっている」のが原因といえば原因ですが、
なんで詰まってしまったかという根本原因
治療するのがもっと重要と言えます。
仮に気滞血瘀頭痛(きたいけつおずつう)なら、
単に頭痛の痛みを取るのが最も表面的治療で
痛みを起こしている血の濁りである血瘀(けつお)を活血でとるのが中間くらいの治療、
そもそも血瘀(けつお)を引き起こしている
気の滞りである気滞(きたい)をとるのが本質的な治療部分という事になります。

〇口・唇

口の中が乾燥する、冷たい飲み物がほしい、温かい飲み物がほしい、
少し潤せばよい、のどが渇く(渇くので実際に飲み物を飲む場合)、
口が苦い、舌に亀裂がある、舌が荒れる、などをお聞きします。

主に陰虚(いんきょ)において重要な情報です。
水分不足が原因で水を飲むのですが、
漢方でいう水は単なる水ではないので、
水をいっぱい飲むだけでは補いきれないので、
水を補う補陰(ほいん)を行います。

地黄(じおう)なんかが入ったものが有名です。

これによって、主訴でないドライアイなんかが
ついでに治ったりすることがしばしばあります。

〇汗

特に暑くもないのに(昼)汗をよくかいたり、
寝汗をよくかいたりするといったことです。

前者を自汗といって気虚(ききょ)陽虚(ようきょ)の疑いが濃厚です。

日頃から汗をよく掻く上に、
動くといっそうひどくでるという特徴があります。

これは陽気(ようき)が虚しているので、
体表の汗をきちんとおさえる(固摂(こせつ))ことができないので起こります。

動くと気をもっと消耗するので、
よりいっそう汗がでます。

そして、後者を盗汗(とうかん)といいます。

血虚(けっきょ)陰虚(いんきょ)の疑いが濃厚です。
悩み事が多かったり、緊張の連続だったりすると、
落ちついて眠れないので、体液もむやみに動かされ、
汗として漏れでてしまうからです。

普通、起きると直ぐに止まるのが特徴です。

〇睡眠

寝付きが悪い、眠りが浅い、夜中に目が覚めるといった症状です。

血虚(けっきょ)陰虚(いんきょ)タイプの場合、エネルギーである陽気(ようき)より、
安定をもたらす物質である陰血(いんけつ)が足りないので
相対的エネルギー過剰状態となる事で、
眠りにくくなります。

当然、陽気(ようき)の単純な過剰でも眠りにくくなります。
ちなみに、そういった時にはよく
平肝潜陽(へいかんせんよう)」といった手法を用います。
過剰な陽を陰の中に潜り込ませるイメージです。

竜骨(りゅうこつ)牡蛎(ぼれい)といった生薬が
日本ではよく用いられています。

これが入っているのが柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)ですね。

医療用にもある有名処方、
因みに「()」の意味は
元の処方に生薬を追加したことを意味しています。

〇のど

腫れて痛い、ムズムズする、いがいがする、つまる感じ、
何かひっかかった感じ、ものが通りにくいなどです。
肺系統の情報が多く含まれています。

そういえば、日本では葛根湯が風邪でよく使われますが、
喉の痛みの程度がひどく、
寒気よりもはっきり熱感が強いタイプの風邪には
温性の葛根湯ではなく、
寒性の銀翹散(ぎんぎょうさん)などを使います。

葛根湯で必ず悪化するわけではありませんが、
体のバランスを崩しながら治すより、
整えながら治すほうが安全性も効果も
高くなります。

〇鼻

つまる(右・左・両方)、鼻汁が多い、濃い鼻汁が出る、
薄い鼻汁が出る、鼻血が出る、臭いがわからない等の症状です。

やはり、肺系統の情報が多いです。

粘液(鼻水ともいう)で痰湿(たんしつ)の量も推し量ることができます。
鼻血は熱の存在が疑われるることが多いですし、
臭いがわからないのは
慢性副鼻腔炎(ふくびくうえん)によるものが多いように思います。

〇耳

耳鳴りがする、耳が遠くなった、耳垂れが分泌する
といった症状についてお聞きします。

耳鳴り・耳が遠いといった症状は基本的には補腎を行います。
また、肝陽上亢(かんようじょうこう)肝火上炎(かんかじょうえん)のタイプも結構いらっしゃるので、
肝の制御もよく行います。

耳垂れも肝腎を考慮しますが、
風熱(ふうねつ)型で比較的病位の浅い方もいらっしゃいます。

〇メンタル要素

神経質、不安感がつよい、驚きやすい、怒りやすい、
潔癖症、イライラする、気分が沈む、
不眠、夢をよくみる、
ストレスを感じるなどの心の状態です。

それらの思い当たる原因が分かれば、
そちらもお話下さい。

この辺り、漢方という選択肢があるという事は、
ありがたいなぁと思います。

ストレスだから…、気にしなくていい…
などの対応をされてしまう事が
けっこうあるのではないでしょうか。

あと、向精神薬等の副作用がとても不愉快であったり、
そのせいで薬がつかえなくて効果不十分であったり、
精神科にかかるのは抵抗があったりと、
必要とされている方が
かなりいるのではないかと思います。

漢方では基本的に
体と心の両方を治療するので、
どちらかが効果不十分であっても、
とりあえず、片方は良くなったということも
しばしばあります。

〇のぼせ

のぼせがある、時々のぼせる、のぼせと汗が同時にある
などの症状についてお聞きします。

耳鳴りの時と同様に(肝の問題から話しますと)
肝陽上亢(かんようじょうこうく)肝火上炎(かんかじょうえん)のタイプがあります。
両者には勿論違いがあるのですが、
人体の上部に炎症傾向とでもいう
熱が発生しているという部分は共通しています。

この熱を如何に制御していくかが、
治療の争点の一つになります。

他に多いのは(じんきょ)ですね。

しばしば、耳鳴りとのぼせで同じ薬を使うことがあります。
このあたりが興味深いところでもあります。

例えば、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)です。

ストレスや怒りが原因で肝気鬱結(かんきうっけつ)が生じ、
それが熱と化して、上逆(じょうぎゃく)するものに使います。
そういえば、中国の竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)と日本の竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)は同じではなく、
中国の竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)には柴胡(さいこ)が入っているのに対して
日本の竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)には柴胡(さいこ)が入っていません。

肝に作用させるために重要な生薬なので、
日本のモノに柴胡の入った処方を組み合わせるのも
1つの手立てになるかもしれません。

シンプルに柴胡(さいこ)末を一緒に飲む方法もあると思います。
ちなみに、煎じるとあんまりおいしくないです。

ついでに言えば、柴胡(さいこ)疎肝解鬱(そかんかいうつ)の作用を強めるには、
(しゃ)のものがよいとされます。

いわゆる、酢を加えて熱をかけたものです。

〇冷え性

全身の冷えや、部分的に冷えを感じるといったことについてお聞きします。
その冷える場所も。

冷えは、大きく実寒(じっかん)虚寒(きょかん)とに分けられます。

実寒(じっかん)寒邪(かんじゃ)なんかが外側から入ってくるもの、
虚寒(きょかん)は、陽虚(ようきょう)なんかで内側を温める力が足りないものをいいます。
つまり、冷え以外の条件が全て普通であるならば、
実寒(じっかん)は必要ない寒邪(かんじゃ)が付いているのだから排除する方剤を、
虚寒(きょかん)必要なエネルギーが足りていないのだからで補充する方剤を用います。

同じ症状でも、全く逆ベクトルの方法となります。

こういうのを同病異治(どうびょういち)といいます。

ちなみに、先ののぼせのところに書いたようなのを異病同治(いびょうどうち)といいます。

〇動悸

動悸を感じる(いつ、どのあたりで)
これは問題点に心臓が含まれているのは当然の事ですが、
他の要素もかなり含まれています。

例えば、お腹で動悸を感じるという方。
「お腹に心臓ない」というご意見があると思いますが、
そういった方も現にいらっしゃいます。

別におかしくはなくて、しばしばある証の一つです。
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)なんかを使います。

でも、まあ、普通は心臓のあたりでするものです。

養心安神(ようしんあんじん)重鎮安神(じゅうちんあんじん)薬の入った処方が活躍します。

例えば天王補心丹(てんのうほしんたん)です。

〇便

常に快便、便秘症(何日に1回位)、
便の状態(硬い・普通・水様・泥状・血が混じる・粘液が多い)、排便後スッキリしない、
下痢しやすい、下痢と便秘を交互に繰り返す、便が細い、便は黒っぽい等々。

便秘には当然下剤を使う事を考えますが、
それだと一時的には効果があるでしょうが、
なんで便秘なのかという部分を改善していかないと問題解決にはならないわけです。

とくに、水分全般が少ない(陰虚(いんきょ))とか、
腸を動かすエネルギー不足(気虚(ききょ))の人にひたすら瀉法(しゃほう)を続けていけば、
ますます(きょ)していくので、
それぞれ補陰(ほいん)補気(ほき)して、
まずは下剤が減らせるように持っていきたいところです。

最終的には下剤「無し」を目指します。

〇尿

尿が近い、排尿後も残った感じ、排尿時痛む、尿が濁る、
尿の回数(起床時から寝るまで1日何回位)、尿中の尿の回数(何回位)、
1回の尿量は(多い・普通・少ない)、
尿糖が出ている、蛋白が出ている、血尿があるなどについてお聞きします。

ちなみに、平均的な成人の尿の回数は、昼5回、夜0~1回です。
個人差が当然あります。

例えば、尿の回数が多い腎陽虚(じんようきょ)の方だと
八味地黄丸(はちみじおうがん)なんかを使って見る方が多いと思いますが、
八味地黄丸(はちみじおうがん)の構成生薬には厳密にいうと補陽(ほよう)薬が入っていないので、
効果がでないといったことも多いのではないかと思います。

そのときは、ちゃんとした補陽(ほよう)薬の入った参馬補腎丸(じんばほじんがん)を使う方法もありますし、
飲んでいてある程度は良くなってたり、できれば安く済ませたいとかであれば、
補陽(ほよう)の生薬を単独でお茶として追加で飲む、
といった方法もあるかと思います。

〇胃

胃が丈夫かどうか(良好・普通・弱い)、胃痛がある、空腹時痛む、
食後痛む、胃がつかえる、胃が張る、
胃部に振水音、胸やけ、吐き気などがあるかどうか。
ここで、胃部に浸水音というのが書いてありますが、
それって何の意味なのかと思われる人もいるでしょう。

体を動かしたりすると胃がチャポチャポするというものです。

よくわからなければ手をあててゆすってみると
分かりやすいかもしれません。

これを胃内停水(いないていすい)と呼びます。

最初の「例えば、頭痛の場合」で書いたように
胃腸系機能低下である脾気虚は
湿とよばれる水分停滞をよく引き起こします。

こう説明したあとならば、
胃内停水(いないていすい)が意味していることは直ぐにお分かりになると思います。

そう、脾気虚(ひききょ)がある可能性が濃厚です。

胃なので胃腸系の問題に対する問いかけなのは明らかですが、
「例えば、頭痛の場合」で出てきている通り、
頭痛の治療にも大きな影響を与える場合がある訳です。

〇お腹

張る、ガスがよくでる、お腹がグルグル鳴る、
疲れると痛む、冷えると痛む、下腹が痛む等の症状です。
お腹が張る、いわゆる膨満感は、漢方では「腹部気滞(ふくぶきたい)」と言い、
腹部の「気の流れ」が悪くなっている事を意味しています。

ガスがよくでるのも同様です。

また、お腹がグルグル鳴るのは湿の存在が疑われるところです。

場合によっては、脾気虚(ひききょ)肝脾不和(かんぴふわ)などもあり得ます。

〇むくみ

むくみがある(顔・まぶた・手・足・全身など)があるかどうかや、
それが起こるのはどんな時かなどについてお聞きします。

むくみも先程の湿(しつ)の可能性も考えますが、
水分全般の代謝障害をまずは考えてしまいます。

私のブログにも書きましたが、実に様々な内容があります。
せっかくなので、そこでは書かなかった
猪苓湯(ちょれいとう)について書いておこうと思います。

利水剤に五苓散(ごれいさん)というのがありますが、
猪苓湯(ちょれいとう)五苓散(ごれいさん)利水するという点は同じですが、
猪苓湯(ちょれいとう)寒性(かんせい)五苓散(ごれいさん)温性(おんせい)の方剤です。

寒熱(かんねつ)が反対なので、猪苓湯(ちょれいとう)を寒の方には普通使いません。

そして、猪苓湯(ちょれいとう)には
阿膠(あきょう)という補血作用のある生薬が入っているので、
五苓散(ごれいさん)に比べ、長期の服用が可能ですが、
五苓散(ごれいさん)の方はそういったものは入っていないので
長期の服用には向きません

やり過ぎるとカラカラになってしまうんですね。

〇関節

手の関節が痛む、足の関節が痛む、腰が痛む(左・右・両側)、
その他どちらかが痛むといったことになります。

ここで、右利きの方が左の腰だけが痛むという場合は、
ちょっと注意が必要です。

なぜなら、単に両側が痛いか、
右利きなのでよく使うから右側が痛いというのが、
自然なはずです。

では、なぜ左側が痛いのか、
不自然なことが起きるときには必ず理由があるものです。

気になるのは腎臓、膵臓などの内臓の疾患です。

まずは、この可能性を病院で診てもらって、
除外しておくことが必要だと思います。

左利きの人の場合はその逆になります。

ブログの「ウドの大役」に

関節痛の事を書いておきましたので、
良かったら読んでみて下さい。

〇皮膚

(見せられれば見せてください)
普通、ツヤがない、脂ぎっている、カサカサしている、荒れ性、
吹き出物が出やすい、青アザができやすいなどで、
それぞれどこがそうなっているかです。

特に長期の皮膚トラブルは
腸の問題が関与していることが多いです。

よく言われることですが、腸の中は体外です。

人間の体をチクワに例えれば、
口とオシリまでが
「竹輪の穴」という事になります。

その、境界である粘膜に
穴(のようなもの?)があいて、


異物が入ってくると当然拒絶反応がおきます。
それが血流にのって体中にバラまかれるので、
皮膚にも炎症なんかがおきます。
普通、その流れの一部にすぎない
皮膚問題だけを解決しようとしても
解決しません。

特にまずいのは、
アルコールや油ものをとる習慣です。
傷にそんなものをかけた結果を想像するのに、
専門知識は不必要です。

かけるのは治った後にしましょう。

〇顔色

血色がよい、血色が悪い、ツヤがある、ツヤがない、赤みを帯びる、
青白い、白い、黄色い、浅黒い、目の下にクマができやすいなどです。

本人来局時には基本不必要ですが、
午後になると頬が赤くなるといった、
期間限定なものは申し出てください。

ちなみに、午後になるとポーと熱がでるのは日哺潮熱(にっぽちょうねつ)といって、
熱邪(ねつじゃ)が腸胃に(けっ)して生じる
陽明病裏実証(ようめいびょうりじつしょう)の熱タイプの方に多いです。

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